義鶴の鉄扇ブログ 芹沢鴨と鉄扇。
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2008-11-12

芹沢鴨と鉄扇。

戦国じゃないけど、芹沢鴨。あの新撰組のお偉いさんですね^^
なにやら立派な鉄扇を愛用していてもはやトレードマークになっていたとか♪
この人にも鉄扇に関するエピソードがいくつかあるのですが、そのひとつを紹介。


文久三年当時は水戸、長州が尊王攘夷派の急先鋒であった。
一方相反する勢力も多数いた。薩摩や会津である。
こういった勢力争いが激化した結果、文久3年の8月18日、とうとう大政変が起こった。
当時朝廷は三条実美らの攘夷急進派が主導権を握っていました。彼らは長州と結び、外国に門戸を開けてしまった幕
府を倒して天皇の親政を実現すべきだと考えていました(水戸は御三家であったため倒幕ではなく敬幕のため公武一
体)が、当の孝明天皇はむしろ朝廷と幕府が協調していこうという公武合体派でした。
そこで孝明天皇は中川宮に密令を出します。

8月18日深夜1時。中川宮、近衛忠熈、二条斉敬、松平容保、稲葉正邦らが密かに参内、御所の門は全て固く閉じられ
て会津藩・薩摩藩らの兵によって厳重に警護されました。

そして、その中御前会議が開かれ、攘夷急進派の公家の参内停止と謹慎、長州藩の堺町門警衛解任などが議決され
ました。異変に気づいた三条実美らが駆けつけますが中に入ることはできず、長州兵もいそぎ堺町門へ行きますが会
津藩の兵とにらみ合いになったまま近寄ることはできませんでした。

諸藩は合同して、一斉に禁中の警備にあたって長州を禁中に入れないようにし、併せて、長州の宮中守護の役を解
き、事実上一気に長州を京都から追放しようとしたのだ。
 8月18日深夜、この時浪士組にも出動命令が下った。総勢52名の隊士達は勇んで、すぐさま隊伍を組んで出発し
た。しかし、蛤御門に着いてみると、会津藩の兵士達が門の内に通そうとしない。どうやら、浪士組のことが端々まで伝
わっていなかったようである。会津藩の兵達は、終いには槍ぶすまを作って抵抗を見せる始末。と、そこへ颯爽と現れ
たのが芹沢鴨。彼は自慢の鉄扇で、五寸余り離れたところで突き付けられた槍の穂をぱたぱたと煽いでみせ、気を張
り詰めている会津藩兵達に向って大胆な行動をとったのであった。この堂々とした心憎い演出は、まさしく芹沢の剛胆
を顕著に裏付けるもの。兵達もさすがにその勢いには呑まれてしまったという。

 この後誤解も解けて浪士組は無事その職務を遂行することができ、その後恩賞にも預かり、浪士組の名声は一挙に
高まった。ちなみに、「新選組」の名が公式な文書の上にあらわれるのは、この政変の時からである。



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Author:義鶴
鉄扇術・手裏剣術を中心に武術に関しての記事を書いていきます。
特に鉄扇(武具?)に関しての興味が尋常ではないので同好の士、アドバイス、情報提供、鉄扇の種類等逆に聞きたいことがある方はどんどんご連絡くださいませ。
連絡先 tessendou@yahoo.co.jp
日本舞踊藤間流   藤間朱位 門下
表千家       池田十三 個人門下
都山流尺八学会   安島瑶山 門下
根岸流手裏剣術   本部早坂道場門人
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日暮里誠道館手裏剣術研究会(無流派)会主
群馬県大泉手裏剣術研究会 (無流派)副会主
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