2008-12-25
気になってるんだよ・・・
以下、リンクにもあるブログ「悪くないね~」さん内の記事です。
この内容が気になってしょうがないのです。あ~~
武芸十八般・鉄扇術の巻
私の武道仲間にYさんがおります。
彼女は40代半ば、日頃から居合道や杖道、山登りや水泳で身体を鍛えているだけあり若々しく、なかなかの美人です。
そんなYさんを、居合を教授している80代になる男性の先生はかなり気に入っているらしく、ある日Yさんにこう持ちかけたそうです。
「私はもう歳でもあるし、私が継いでいる鉄扇術の次の宗家の座を、Yさんに引き受けてもらおうと思っておる。」
Yさんこの師匠の申し出にびっくり、
「そんな先生っ!宗家なんてめっそうもない!!」
まあ、びっくりするのも無理もない。この先生は、鉄扇(鉄製の扇子、といっても本物の扇子のようには開かず、見た目には扇子を閉じたものを持っているように見える、鉄の棒といった形状のものが多い)を使用する武術の、なんとか流の正統第何代目かの宗家なのだそうです。
Yさん、固く辞したのですが先生はお気に入りのYさんに是が非でも継がせたいらしく、
「Yさんまあまあまあ、宗家を継承する資質があるかどうかの試験だけでも受けてみなされ」
といって半ば強制的にその試験を始めたそう。
「Yさん以外の皆は道場から出ておれ」
と、他の弟子達を外へ出し、道場の真ん中にYさんを正座させた先生、
「よいかYさん、いまから私が後ろから木刀で切りかかるから、君は私の殺気、気配で振り返ることなく鉄扇で木刀を止めてみよ!」
「えーーっ!?先生、無理ですよ無理無理っ!!」
「心頭滅却し、集中するのじゃっ!!心の目で見るのじゃっ!!そんなことでは宗家は継げぬぞよっっ!!!」
「って、だから継ぎたくないんですってばっ!!!」
こんな会話を交わしながら試験が始まったそうな。
「よいかなYさん、いくぞよいくぞよ、そろそろいくぞよ、そーらそら、ぼちぼちいくぞよ」
先生は、なにかにつけしゃべり、Yさんに自分の位置をそれとなく察知させている様子。
「そーらそーら、いくぞよ、そりゃそりゃ、そりゃー、えーーーいっ!!」
Yさん、先生の掛け声を受け、ままよと鉄扇を己が頭上にかざすと、一拍置いて、木刀が至極ソフトに
ぽこっ
と鉄扇のうえに打ち込まれた、というか軟着陸したそう。
「Yさん、見事っ!見事じゃっ!!これで心置きなく宗家を譲り渡せるわい、わは、わは、わははははっ!!!」
「......」
以降も、先生はYさんに宗家を継がせようと必死であるとのこと。Yさん、ほとほと困っているご様子でなんともお気の毒...
Yさん、ここで私、Nobyからのアドバイス。継いじゃいましょう、いただいちゃいましょう。正統第何代目かの宗家。そして宗家として、なんとか流エアロビ鉄扇かなんか、健康エクササイズでも立ち上げて、そこら辺のおばちゃん達集めてジュリアナ(古っ!)よろしく鉄扇ふりふりガンガン盛り上げて、ガンガンお金儲けしちゃいましょうっ!
えーーー...つきましては、その際のマネージャーとしてワタクシメの採用を一つよしなに...
この内容が気になってしょうがないのです。あ~~
武芸十八般・鉄扇術の巻
私の武道仲間にYさんがおります。
彼女は40代半ば、日頃から居合道や杖道、山登りや水泳で身体を鍛えているだけあり若々しく、なかなかの美人です。
そんなYさんを、居合を教授している80代になる男性の先生はかなり気に入っているらしく、ある日Yさんにこう持ちかけたそうです。
「私はもう歳でもあるし、私が継いでいる鉄扇術の次の宗家の座を、Yさんに引き受けてもらおうと思っておる。」
Yさんこの師匠の申し出にびっくり、
「そんな先生っ!宗家なんてめっそうもない!!」
まあ、びっくりするのも無理もない。この先生は、鉄扇(鉄製の扇子、といっても本物の扇子のようには開かず、見た目には扇子を閉じたものを持っているように見える、鉄の棒といった形状のものが多い)を使用する武術の、なんとか流の正統第何代目かの宗家なのだそうです。
Yさん、固く辞したのですが先生はお気に入りのYさんに是が非でも継がせたいらしく、
「Yさんまあまあまあ、宗家を継承する資質があるかどうかの試験だけでも受けてみなされ」
といって半ば強制的にその試験を始めたそう。
「Yさん以外の皆は道場から出ておれ」
と、他の弟子達を外へ出し、道場の真ん中にYさんを正座させた先生、
「よいかYさん、いまから私が後ろから木刀で切りかかるから、君は私の殺気、気配で振り返ることなく鉄扇で木刀を止めてみよ!」
「えーーっ!?先生、無理ですよ無理無理っ!!」
「心頭滅却し、集中するのじゃっ!!心の目で見るのじゃっ!!そんなことでは宗家は継げぬぞよっっ!!!」
「って、だから継ぎたくないんですってばっ!!!」
こんな会話を交わしながら試験が始まったそうな。
「よいかなYさん、いくぞよいくぞよ、そろそろいくぞよ、そーらそら、ぼちぼちいくぞよ」
先生は、なにかにつけしゃべり、Yさんに自分の位置をそれとなく察知させている様子。
「そーらそーら、いくぞよ、そりゃそりゃ、そりゃー、えーーーいっ!!」
Yさん、先生の掛け声を受け、ままよと鉄扇を己が頭上にかざすと、一拍置いて、木刀が至極ソフトに
ぽこっ
と鉄扇のうえに打ち込まれた、というか軟着陸したそう。
「Yさん、見事っ!見事じゃっ!!これで心置きなく宗家を譲り渡せるわい、わは、わは、わははははっ!!!」
「......」
以降も、先生はYさんに宗家を継がせようと必死であるとのこと。Yさん、ほとほと困っているご様子でなんともお気の毒...
Yさん、ここで私、Nobyからのアドバイス。継いじゃいましょう、いただいちゃいましょう。正統第何代目かの宗家。そして宗家として、なんとか流エアロビ鉄扇かなんか、健康エクササイズでも立ち上げて、そこら辺のおばちゃん達集めてジュリアナ(古っ!)よろしく鉄扇ふりふりガンガン盛り上げて、ガンガンお金儲けしちゃいましょうっ!
えーーー...つきましては、その際のマネージャーとしてワタクシメの採用を一つよしなに...
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あけおめでございます!
義鶴さん、明けましておめでとうございます。
今回私の駄文を大々的にフィーチャーしていただき、ありがとうございます!
この記事の主人公Yさん、実は最近の私の記事、2008年12月4日の「ウォーター」に出てくるYさんがそうです。
Yさん曰く、師匠はあまりにかたくななYさんの断りにあきらめたようで、最近は他の弟子達にもぼちぼち鉄扇の型か何かを教授しだしたとのことでした。
以上、ご報告でした。
今回私の駄文を大々的にフィーチャーしていただき、ありがとうございます!
この記事の主人公Yさん、実は最近の私の記事、2008年12月4日の「ウォーター」に出てくるYさんがそうです。
Yさん曰く、師匠はあまりにかたくななYさんの断りにあきらめたようで、最近は他の弟子達にもぼちぼち鉄扇の型か何かを教授しだしたとのことでした。
以上、ご報告でした。
No title
どうもあけおめです^^
そうでしたか・・・ご報告感謝です♪
宗家・・・なんていい響きなのか。。継いじゃえばいいのに、ねぇ?
そうでしたか・・・ご報告感謝です♪
宗家・・・なんていい響きなのか。。継いじゃえばいいのに、ねぇ?
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